体育座り、三角座り、体操座りなどと呼ばれている、膝を立てて揃えた両足を腕で抱える座り方が現在の学校教育現場で見直しされているようです。
その理由は「身体への悪影響」とされ、現在社会で深刻化している腰痛の原因にもなっていると言われています。
そもそも体育座りが学校教育現場で標準化されたのはいつからなのか、また一説には囚人座りという別名がそんざいするとかいう怖い話も浮上しています。
そんな体育座りに関する情報をまとめてみました。
体育座りは腰痛の原因にもなる?その理由は
社会問題化されている腰痛の原因
現在の社会問題のひとつとして「腰痛」が挙げられるのではないでしょうか。
整形外科を受診する多くの患者は腰痛を訴えることが多く、最近では子供の有症例も多く報告されているようです。
その一番の原因は姿勢によるものと思われますが、学校教育現場で使われている体育座りの影響も受けていると指摘されており、体育座りを廃止する学校もでてきているようです。
持続的な腰椎後弯ストレスは椎間板内圧の上昇をさせるだけでなく,終板軟骨障害を生じさせる可能性も指摘されており、昔から子供の頃当たり前に行われていた体育座りが現在見直される機会になっています。
内臓への圧迫
体育座りの姿勢で腰痛以外にも内蔵への圧迫や坐骨への刺激を与えているとの問題点も指摘されている。
体育座りが学校行事で使われ始めたのはいつから
昭和40年の集団行動指導の手引により学校教育に取り入れられた
体育座りの歴史を遡りると、昭和40年(1965年)の集団行動指導の手引によって学校教育に取り入れられたそうです。
当時、教師の話を聞くことは絶対的な上下関係にあったと思われます。
しかし体育座りでじっと姿勢を保持できる時間は、個人の身体の柔軟性などにより異なりますが数分であるといわれています。
そんな姿勢で人の話を集中して聞くことは難しいですよね。
また、身体に悪影響を及ぼすという論文などもでており、教育現場で廃止されるのは時間の問題ではないでしょうか。
体育座りはしているのは日本教育現場だけだった?
実は学校教育で体育座りを取り入れていたのは日本だけだったといわれています。
その背景には、戦後という時代背景が大きかったのではないでしょうか。
別名囚人座りといわれる説が?
写真を見ればひと目で分かる囚人座りといわれる説
囚人座り、奴隷座りと体育座りの姿勢は酷似しています。
戦後の日本の国家では国民に国家が一番偉いということを国民に洗脳するつもりだったのではという都市伝説も噂されるほど。
そんな恐ろしい座り方を何も知らずに昔から当たり前のように教えられてきたんですね。
確かに体育座りをしていると、立ち上がるのによっぽど足の力が強くないと瞬発的に行動を起こすのは難しそうです。
ナチス・ドイツが開発した?
”囚人座りは、ナチスドイツがユダヤを平定する時に行動が一歩送れることを想定して創り上げたと言われている。”
囚人座りの姿勢は背中のS字カーブをなくし、尾骨を丸めさせ首をうなだれさせ、顔の表情は下がり呼吸を浅くし、何も考えられない身体になるようにしています。
その結果、足腰が弱り上から指示を待つ人間が出来てしまうという説があり、怖いですね。
まとめ
現在、社会問題化している腰痛の原因は学校教育現場の体育座りにも要因があったという情報についてまとめてみました。
また体育座りは別名を囚人座りと呼ばれている説についても情報をまとめました。
今後、学校教育現場では体育座りに代わる座り方が模索されていくのでしょうか。
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