2023年2月28日、当時生後3ヶ月だった次女の脚の骨を折るなど虐待を加えたとして傷害容疑で神戸市西区の無職北村里美が逮捕されました。
生後3ヶ月の我が子を虐待するなんて本当に信じられず傷ましい事件ですが、虐待された次女は病院に搬送後に搬送先の病院で死亡しています。
一体何が起こったのか、逮捕された北村里美とはどんな人物なのかを調べたので紹介します。
神戸市0歳児虐待事件の概要
事件の概要
神戸市垂水区の集合住宅で、当時生後2~3か月の次女の太ももに何らかの暴行を加え、全治約3か月の重傷を負わせたとして、兵庫県警は傷害の疑いで25歳の母親を逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、神戸市西区に住む無職・北村里美容疑者(25)です。警察によりますと、北村容疑者は去年8月31日~9月6日ごろまでの間、神戸市垂水区の集合住宅で当時生後2~3か月の次女・双葉ちゃんの太ももに強い圧力を加えるなど暴行を加え、約3か月の重傷を負わせた疑いがもたれています。
双葉ちゃんは搬送先の病院で去年10月に死亡が確認されています。
搬送後の検査で、ろっ骨の骨折や右太ももの骨折などが確認されていて、警察による司法解剖の結果、死因は「低酸素性虚血性脳障害」だということです。
北村容疑者には3歳の長女と双葉ちゃんの2人の娘がいたということですが、ともにネグレクトの可能性があるとして、児童相談所が対応していました。
警察の取り調べに対して、北村容疑者は「何も言いたくありません。娘のケガについては何もしていません」と容疑を否認しているということです。
警察は暴行と死亡との経緯について調べています。
Yahoo!ニュース引用
事件が発生した住所は神戸市垂水区内の集合住宅

報道によりますと、事件発覚当時に北村里美容疑者が住んでいたのは神戸市垂水区内の集合住宅でした。
築50年ほどのアパートのようです。
Googleマップで調べてみると同じような物件を見つけることができました。
報道では住所まで公表されていないことと、現在は違う住所に引っ越ししているようなのでご了承ください。
北村里美の顔画像
北村里美の顔画像は公表されていませんでした。
北村里美とFacebookで検索しましたが、該当者が特定できませんでした。
今後、情報が入り次第追加していきます。
取材に応じた近所の方は次のようにコメントされていました。
うそでしょ。
よう泣きよったのは知っとんねんけど。
赤ちゃん元気してんのと聞いたら『病気で亡くなったんです』っていうから大変やなあゆうて…
そして警察の調べに対して北村里美は
何も言いたくありません。
娘のケガについても、何もしてません。
逮捕された北村里美はシングルマザーだった
北村里美の家族構成は?

北村里美の逮捕時に、家族は次のように発表されていました。
北村里美(25)
元夫(28)
次女 当時生後3ヶ月
長女は児童相談所が判断し施設に預けられたいた

家族構成で当初、元夫と次女の3人暮らしと報道があり、次女ということは長女がいるということなのに変だと感じました。
調べてみると、生後まもなく児童相談所がネグレクトの疑いがあると判断し施設に預けられていたそうです。
この生後まもなくが、長女の生まれた時なのか、次女が生まれてまもなくなのか気になる部分ですね。
のちの報道で長女が生後まもなくと報道されていました。
長女が生まれてまもなくネグレクトの疑いがあると施設に預けられたとしたのであれば、2人目の妊娠を回避すべく手段はなかったものか、今回の虐待を防ぐことができなかったのか、悔やまれる部分ですね。
北村里美は次女を妊娠した初期から保健師が関わっていた事案

北村里美は、次女を妊娠した初期から出産に不安を抱えていると相談があり、保健師などが対応していたケースだったと報道されていました。
元夫と同居していましたが、何らかの事情があり籍を外していたのでしょうか。
出産後も、週に複数回、家庭訪問や電話の聞き取りをするなど状況を見守ってようなので、今回の事件はショックだったことでしょう。
世間の反応まとめ
ネットでの今回の虐待事件についてのコメントをまとめてみました。
生まれて数ヶ月しか生きれなかった双葉ちゃん、少しでも親からの愛情を注いで貰えたのでしょうか。
行政も悔やまれるケースだったと思います。
なぜ、同じような事件が繰り返されるのかと悲しい気持ちになりますね。
生まれてからわずか3~4ヶ月しか生きることが出来なかった双葉ちゃん。その僅かな期間も苦しみしかなかったと思う。
兼ねてより子供達に対するネグレクトが疑われ、要注意家庭だったというが、1人親家庭だったのだろうか?
少子化対策で、支援資金投入の一方で、子供達への虐待やネグレクトの厳罰化も議論されている。
法でこれらの一部の親をなんとかできるならいいが、犠牲が発覚してからの厳罰化では意味はない。
せっかく生まれてきた一人ひとりの貴重な命、大切に育てる事が凄く困難な、こうした一部の親をどうするか、どんな取り組みがいいのかの議論も深めて欲しく思う。
子供を育てられない人の子供を、子供を本気で欲しがっている人に養子縁組するシステムがもうすこし円滑になるべきです。
虐待は先進国どこの国でもなかなか減らせないけれど、養子縁組では日本は後進国です。
欧米では養子縁組が進んでいる背景にキリスト教の土壌があるのは確かです。
でも現場の意見を聞くと母親から親権を取り上げる基準にかなり差があるみたいです。
子供を虐待するのに子供に執着する親。それが児童扶養施設の負担にもつながっています。
望まずに生まれ、行政の手助けさえも効果が得られない場合、3歳児までなら、「里親制度」を使えるよう、法改正をして欲しい。
行政がいくら改善指導をしたところで、育児放棄をする親は必ずいる。 いたずらに子供の死を増やすのではなく、広範囲な「里親制度」を適用することによって、守ることをしないと。
子供ができない家庭にとって、想像以上に里親を希望する人は多いものだ。
今回のように『ネグレクトの可能性があるとして、児童相談所が対応していた』というケースでそれでも助けられなかったのいうのは悔しいですね。
まだこの母親には複数回の家庭訪問や電話の聞き取りなどで様子を見る位で大丈夫という判断だった訳ですよね。
そこをもっと厳しくしませんか。
親子一緒にとにかく保護するとか・・・
双葉ちゃんに笑顔はあったのでしょうか?考えると苦しくなります。
まとめ
今回の事件で逮捕された北村里美は、長女が虐待のリスクが高いとして児童相談所の判断で施設に預けられていました。
生後3ヶ月の双葉ちゃんが病院に搬送された時、頭や腰に皮下出血があり、肋骨や脚の骨が折れていたことで日常的に虐待が行われていたのではと考えてしまいます。
現時点では、北村里美は容疑を否認しています。
今後捜査が進められ事実が明らかにされることを願います。
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